
すごいぞ、グリシン
ボーンブロススープがどれだけすごいかを紹介する際、もっとも注目されやすいのがグルタミンというアミノ酸です。私たちはボーンブロスを知ることで『腸漏れ』という言葉を知り、さまざまな不調につながる腸漏れを防いでくれるのがグルタミンだということを知りその重要性を説いてきました。 しかし、私が個人的にグルタミンよりもお気に入りなのが、ボーンブロスBONEZにたくさん含まれるグリシンなのです。グリシンには大きく2つの特長があります。人間にとってコラーゲンがとても重要なのはいうまでもありませんが、コラーゲンはグリシンがないと作れません。コラーゲンを構成する要なのです。グリシンは非必須アミノ酸なので、そんなに頑張って摂らなくても体内で作られるでしょ?と思う方がいるかもしれませんが、体内で作られる量は必要量に対して不十分で、研究では「食事からの摂取が必須に近い」とも言われています。でも、豚足やフカヒレなどを食べるのも普通の食卓ではあまり一般的ではないので、コラーゲンの摂取は意外と難しいのです。 そしてもうひとつ。グリシンは睡眠の質を向上してくれます。ヒトにとって睡眠がどれだけ重要かはいうまでもありません。どのようなメカニズムでグリシンにより睡眠の質が向上するか説明いたします。ヒトは眠るために脳と内臓の温度を下げる必要があります。グリシンは皮膚の血管を拡張してくれる効果があり、それにより脳と内臓の温度を効率的に下げてくれます。これが『ボーンブロススープを飲むと眠りやすい』と言われる大きな要因です。また、グリシンは脳内で中枢神経系の興奮をしずめる効果があります。これにより、睡眠の中でも特にノンレム睡眠の深い段階の割合が増えることが報告されています。これらのことはすでに研究結果で実証済みです。 ちなみに、日本国内で最も飲まれているボーンブロススープH社ののグリシン量は100g中、348gに対し、BONEZは1,605mgと圧倒的です。グリシンにはまだ他にもすごい特長があるのですが、それはまた次の機会に説明させてください。グリシン。名前だけでも覚えて帰ってください